今日、私は夢を見た。 私は木となった、カスミソウの海の底に。 それは飛べぬ鳥たちの島だった。 私の腕は、百の捩じれた手のように、意味もなく天へと伸びる。 鳥たちは私を見つめる、生気もなく。 えりも岬のたんぽぽのように、天空の城へと運ばれていく、そんな重さのない感覚だった。 この現在において、私の木には実がならない。 私の根は何も食わず、ただ地の下に咲く花たちが、眩しく輝くのを見つめるだけ。 憎しみが、寄生虫のように、私の心に根を張った、振り払うことも叶わず。 それとも、心そのものに穴が空いているのだろうか?憎しみとは、そういうものではないか。 私は書く、証明するために。私が確かに、存在しているということを。 蛇が静かに脱皮するのとは違い、私はやがて冷え切り、風と、雨と、大地に溶け込んでいく。 ああ、純白の花よ。秋の厳しさに、どうか萎れないでほしい。 もしそう感じるなら、私の幹が糧を与えよう、厳しい冬のために。 あなたが実を結び、通り過ぎる蜂のために、 春の梃子虫に木陰を提供するために、 大地の下で、私たちを照らす月明かりの中、眩しく輝き続けるために。